前置き
今回は「カービィのきらきらきっず」を紹介します。
なお「カービィのきらきらきっず」にはゲームボーイ版とスーパーファミコン版がありますが、この記事で取り上げるのはスーパーファミコン版です。
- 短時間で楽しめるゲームを探している人
- 落ちものパズルゲームが何でも好きな人
- カービィシリーズが好きな人
製品情報
項目 | 内容 | コメント |
ゲーム名 | カービィのきらきらきっず | |
ハードウェア | ゲームボーイ、スーパーファミコン | この記事で取り上げるのはスーパーファミコン版 |
ジャンル | アクションパズル | |
プレイ人数 | 1~2人 | 2人では対戦プレイが可能。 |
公式HP | こちら |
ゲーム説明
本作はカービィのキャラクターが登場する落ちものパズルゲームです。
ルールは全く異なりますが雰囲気は「ぷよぷよ」に似ていると思います。
任天堂による紹介動画を載せますのでゲームの雰囲気をつかむ際の参考にしてください。
簡単にルール説明します。
本作には下記のブロックが登場します。
・仲間ブロック(リック、カイン、クーの3種類)
・星ブロック(1種類のみ)
上記のブロックが2個ペアで上から落ちてくるので、プレイヤーはブロックを好きなところに置いていきます。
ブロックは次の条件で消えます。
- 同じ種類の仲間ブロックが2つ以上並んだとき。
- 同じ種類の仲間ブロックの間に星ブロックがあるとき。間に挟まる星ブロックは複数でもOK。
や、
ブロックを連鎖で消した時には、連鎖数に応じて画面上から星が降ってきます。この星は星ブロックと同じ効果を持っていて、同じ種類の仲間ブロックの間に挟まるとその仲間ブロックと星が消え、更に連鎖になります。
ゲームの目的はモードによって異なり、星を多く集めることや、連鎖によって敵に攻撃して勝つことが目的となります。
オススメポイント
連鎖が簡単で誰でも楽しめる
本作のブロックが消える条件は仲間ブロックが2つ以上並んだ時ですが、仲間ブロックは3種類しかないので狙わなくても次々に消えていき、4,5連鎖くらいは簡単に出すことができます。
加えて、連鎖したときに降ってくる星により更に連鎖が伸びることがあり、期待以上の連鎖が出来ると大変楽しさを感じます。
そのため、他のパズルゲームで連鎖が苦手な人にも、本作では連鎖の楽しさを味わってもらえると思います。
スルメゲー?遊ぶほどに面白さが分かってくるゲーム
後述する「気になった点-ブロックが簡単に消えるので狙った連鎖が困難」にも書きますが、本作は狙って連鎖をしようとしても、ブロックが消える条件が簡単なので考えて置いたブロックが意図しないタイミングで消えてしまいます(仕様上、避けようがなレベルで)。
ゲームを遊び始めて1,2時間は、狙って連鎖をしようにも上手くいかないことから少しストレスを感じてしまうほどでした。
しかししばらくゲームを遊び、「これは狙って連鎖をするのではなく、偶然連鎖できる状態になれば狙うゲーム」だと気付き、そこから本作の面白さが理解できるようになりました。
そのように、他のパズルゲームのように遊ぼうとすると面白さが今一つ理解できないかもしれませんが、しばらく遊び本作の楽しみが分かると、途端に本作が面白くなってくると思います。
気になった点
ブロックが簡単に消えるので連鎖を組むことがが困難
こちらは前述の「オススメポイントースルメゲー?遊ぶほどに面白さが分かってくるゲーム 」と関連した内容になります。
連鎖が楽しいゲームではありますが、本作は仕様上、連鎖を頑張って組んでいても簡単に崩れてしまうので、狙った連鎖をすることが困難です。
「ぷよぷよ」のように連鎖を組んで消す楽しさは、本作に求めない方がいいと思います。
真ん中2列が重要すぎて、2列だけで戦うゲームになる
本作のルールとして、自分のフィールドの真ん中2列のうち1列でも天井に到達するとゲームオーバーになるので、ゲームを長く続けるには真ん中2列を減らすことが重要です。
また、ブロックが消える条件である「同じ種類の仲間ブロックの間に星ブロックがあるとき」は、真ん中に近い場所ほど発生しやすいため、真ん中2列を消していると偶然の連鎖が発生しやすくなります。
以上から、長生きするためにも、大きな連鎖を狙う場合にも、真ん中2列を消すことが大変有利なのですが、これが重要すぎて真ん中2列ばかりを使うゲームになります。
良く言えば考えることが減ってシンプルでいいのですが、せっかく他にも使える場所があるのに2列ばかり使うことになるのが勿体なく感じ、もう少しフィールドを広く使った戦い方が出来ればいいなと思いました。
ストーリーやセリフが子供向けの雰囲気
カービィシリーズは、見た目の可愛さとは裏腹なダークな設定も魅力だったりするのですが、本作はダークさは一切ありません。
むしろ、カービィシリーズの中でもストーリーやセリフがかなり子供向けに感じました。
カービィシリーズにダークな世界観を求めている人は、本作の世界観には期待しない方がいいかもしれません。
まとめ
今回は「カービィのきらきらきっず」を紹介しました。
本文に何度も書いていますが、狙って連鎖することが難しいゲームなので、「これはそういうゲームだ」と割り切ることが本作を楽しむコツだと思います。
そのコツを理解したうえで、いくつかのモードをクリアしていると、本作の面白さに気付いてもらえるかと思います。
このゲーム紹介が誰かの役に立ちましたら嬉しく思います。
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