前置き
ファミコンソフト「サマーカーニバル’92 烈火」を紹介します。
なお筆者がプレイしたのはニンテンドー3DSのバーチャルコンソール版です。
- 縦シューティングゲームが好きな人
- 面白いレトロゲームに興味がある人
製品情報
項目 | 内容 | コメント |
ゲーム名 | サマーカーニバル’92 烈火 | |
ハードウェア | ファミリーコンピューター | |
ジャンル | シューティング | |
プレイ人数 | 1人 | |
公式HP | 公式HPは無いのでバーチャルコンソールのページを載せます こちら |
ゲーム説明
本作はファミリーコンピューター末期に発売された縦シューティングゲームです。
本作の特徴として、ファミコンとは思えないくらい大量の敵が出現し、弾幕による攻撃をしてきます。
よりゲーム内容を理解いただくため任天堂作成の動画を掲載します。
なお本作はプレミアがついているソフトであり、箱・説明書付きの中古品を買おうとすると163,000円します(価格は駿河屋を参考にしています)。
しかしニンテンドー3DSのバーチャルコンソールであれば524円で買えるため、もし遊ぶ場合にはバーチャルコンソール版をオススメします。
オススメポイント
現代でも十分通用する面白さ
レトロゲームの人気作には、「当時は面白かったかもしれないが今遊ぶにはしんどい」というゲームもあったりします。
しかし本作は、1992年発売とは思えないくらいゲームのクオリティが高く、現代(2022)年にも十分通用する面白さです。
どのようにクオリティが高いかはオススメポイントの続きにて記載します。
ファミコンとは思えないスピード感
「ゲーム説明」の段落に載せた動画では敵が大量に押し寄せてくる場面がありますが、これはゲームのほんの序盤の簡単な場面であり、ゲームを進めるにつれて更に大量の敵が高速で迫ってきます。
これに対して敵を殲滅していかないと物量により自機がやられてしまいますので、迫りくる敵を必死に迎え撃つ必要があります。
このとき、自機の弾もかなり高速でそして高威力であることから、大量に登場する敵を一気に殲滅することとなり大変スピード感を感じることができます。
これは個人差があるかもしれませんが、筆者が本作を遊んでいるときはスピード感に比例して脳内にアドレナリンが出続けており、終始熱中することが出来ました。
意外に戦略性も十分ある
本作の大量の敵が押し寄せてくる場面を見ると大雑把なゲームバランスに思われるかもしれませんが、 遊んでみると意外にも戦略性もあるなと思いました。
分かりやすいところでは、武器の切り替えがあります。
本作ではメイン武器が5種類あり、内容は、前方に強いバルカン、前後の5方向に攻撃する5ウェイ、敵を追尾するホーミングなどです。武器は敵のドロップを拾うことで切り替わるのですが、頻繁にドロップされるので切り替えは容易です。
そして、武器の切り替えがどのように戦略性に繋がるかというと、どれか1つの武器が強いという訳ではなく、場面場面に応じて適した武器に切り替えることが攻略のポイントになっています。
基本的にはホーミングが便利ですが、敵が多すぎて倒しきれないときにはバルカンが有効ですし、後方から敵が大量に登場する場面では5ウェイが有効といった具合です。
最近のシューティングゲームと比較しても、これほど武器の使い分けが重要なゲームは珍しいと思い、シューティングゲームにしては戦略性も高いゲームだと思いました。
気になった点
難易度が高い
大量の敵が弾幕による攻撃をしてくることは前述しましたが、さすがに最近の弾幕シューティングほどではないものの、ファミコンソフトだとは信じられないくらいの敵数と弾幕による攻撃が行われます。
また弾幕以外にも、最近のシューティングゲームにもないレベルの速さの弾を撃ってくる敵もおり、様々な手法でプレイヤーを倒そうとしてきます。
例えば次の画像はあるボス戦の場面なのですが、ボスが発射している4本の灰色のレーザーは、扇状に広がるのでただでさえ攻撃範囲が広いのに、これが高速で自機に向かってきます。
見てからでは全然避けられない攻撃だったので、慣れるまでは「これは本当に避けきれるのか?」と疑うくらいでした。
このように、ファミコンだからと侮ることが全くできない高難易度な内容となっていますので、もしクリアを目指すならある程度の忍耐力が必要かもしれません。
まとめ
今回は「サマーカーニバル’92 烈火」を紹介しました。
筆者が本作を初めて遊んだのはニンテンドー3DSのバーチャルコンソールで配信された2012年であり、ファミコン版発売から20年も経ってからなのですが、ゲーム内容が面白くて全く古さを感じませんでした。
バーチャルコンソールの配信価格である524円はかなり破格の安さなので、少しでも興味を持たれましたら是非購入して遊んでいただきたいと思います。
このゲーム紹介が誰かの役に立ちましたら嬉しく思います。
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