前置き
独特の世界観が人気のインディーゲーム「LIMBO」を紹介します。
- 多くが語られない暗い世界観のゲームが好きな人
- アクションパズルゲームが好きな人
クリア時間の目安は約3時間です。
製品情報
項目 | 内容 | コメント |
ゲーム名 | LIMBO | 読み方は「リンボ」 |
ハードウェア | XBOX360, Playstastion4, ニンテンドーswitchなど | |
ジャンル | アクション | 実際の内容としてはアクションパズル。 |
プレイ人数 | 1人 | |
公式HP | こちら ※海外サイト |
ゲーム説明
本作は横スクロールのアクションゲームです。
公式のゲーム説明としては「運命に逆らい、妹を探して少年は LIMBO の世界に足を踏み入れる」とだけ説明がされており、妹を探す目的でLIMBOの世界を進んでいきます。
ゲームの特徴としては次のものがあります。
- モノクロで表現された世界観。それに伴う光と影の表現の幻想さ。
- LIMBOの世界の登場人物や施設の不気味さ。
- 残酷な死の表現。
世界観については下記の公式動画を見ていただくとより一層理解いただけると思います。
オススメポイント
恐怖や緊張を感じられる世界観
本作を特徴付ける世界観について、筆者はゲームにはあまりストーリーや世界観を求めておらずゲーム性だけを求める人間なのですが、そのような人間に対しても本作の世界観は心揺さぶられるものがありました。
「心揺さぶられるもの」というのは、恐怖感・緊張感もありますし、プレイを続けていてこの世界観に馴染んで来た頃には「この世界が綺麗」だとか「もっとこの世界を知りたい」というような感情もありました。
他のレビューサイトでも書かれていることだとは思いますが、やはり本作の世界観はオススメポイントです。
死にゲーではあるが復活地点が小刻みに設定されているので新設
本作は即死トラップが多い、いわゆる死にゲーです。
しかし死にゲーといっても難易度が高くストレスが溜まるようなものではありません。
それは、アクション要素(コントローラーをうまく操作する要素)よりもパズル要素(考えて解く要素)が大きいため、クリア方法が分かれば簡単にクリアできるものですし、もし死んでも復活地点が小刻みに設定されているのでリトライが容易だからです。
そのような内容なので、「世界観が気になっているけど難しいゲームは苦手」という人にも遊んでもらえる作品かなと思います。
アクションパズルゲームとしても良作
本作は場面場面でちょっとしたパズル(謎)を解いてゲームを進めます。
簡単な例で言うと、高い段差が登れない場合にはどこかから箱を持ってきて足場にする といったものです。
パズルの内容はとても種類が多く、また、同じネタが何度も登場するということは無いのでマンネリしませんでした。
更に言いますと、程よく少し考えれば解けるパズルばかりでして、パズルを解けたときの快感は「ゼルダの伝説」シリーズに近いかなと思いました。
このようにアクションパズルゲームとしても本作を楽しんでもらうことが出来ると思います。
気になった点
はっきりしないストーリー
本作はストーリーの詳しい説明が無く、プレイヤーが考察や想像をするしかありません。
考察できるゲームが好きな人には楽しめると思いますが、ゲームのストーリーをちゃんと説明ほしいプレイヤーには合わないかなと思います。
まとめ
今回は「LIMBO」を紹介しました。
本作は、筆者の認識としてはインディーゲームブームの最初期に人気があったゲームでして、いつか遊びたいと思いながら10年以上経ってようやくプレイしました。しかし今更遊んでも「面白い」と思える作品でした。
もし筆者のように「当時に気なっていたけどまだ遊べていない」という方がいらっしゃいましたら、「今更」ということはないので是非遊んでもらえたらいいなと思います。
このゲーム紹介が誰かの役に立ちましたら嬉しく思います。
コメント