【ゲーム紹介】「Castlevania Dominus Collection」は、悪魔城ドラキュラ3作品の素晴らしい移植作

Nintendo Switch

アイキャッチ画像は https://www.konami.com/games/castlevania/dominus_collection/jp/ja/ugc_guideline より引用

前置き

NintendoSwitchや他ハードで配信されている作品「Castlevania Dominus Collection」(以下「本作」と記載)を紹介します。

こんな人にオススメのゲームです
  • 悪魔城ドラキュラシリーズ(キャッスルヴァニアシリーズ)を初めて遊んでみたい人
  • アクションゲームが好きな人
  • 本作に収録されている作品が好きだった人

なお、作品名にあるCastlevaniaとは、悪魔城ドラキュラの海外での名称であり、日本でも作品によっては悪魔城ドラキュラではなくCastlevania表記のものがあります。
筆者個人的には「悪魔城ドラキュラ」の方が言い慣れているため、以降こちらの名称を使用します。

製品情報

項目内容コメント
ゲーム名Castlevania Dominus Collection
ハードウェアNintendo Switch, PlayStation 5, Xbox Series X|S, Steam
ジャンルアクション
プレイ人数1
公式HPこちら

ゲーム説明

概要

本作はニンテンドーDSで発売された悪魔城ドラキュラシリーズ3作品、アーケード版悪魔城ドラキュラ、アーケード版悪魔城ドラキュラをリメイクした「悪魔城ドラキュラ Revisited」、の合計5作品を収録しています。
いずれもジャンルはアクションゲームです。

オススメポイント

完成度の高いアクションゲームの詰め合わせ

本記事では、主にニンテンドーDSから移植の3作品について記載します。

ニンテンドーDSの悪魔城ドラキュラシリーズは、どれもアクションゲームとして非常に面白い作品です。
悪魔城ドラキュラシリーズは、メトロイドヴァニアと呼ばれるジャンルの代表で(メトロイドシリーズと悪魔城ドラキュラシリーズからこのジャンルが生まれた)、メトロイドヴァニア作品を遊びたい人には本作はとてもオススメしますし、それだけでなく面白いアクションゲームを求めているにもオススメです。

本作に収録されている作品の内、筆者が特に好きな「悪魔城ドラキュラ  蒼月の十字架」については以前に紹介記事を書いているので、よければご参考にしてください。

なお、ニンテンドーDSの悪魔城ドラキュラは3作それぞれシステムが異なるので、3作続けて遊んでもマンネリ化は無いと思います。

ニンテンドーDSの2画面とタッチ操作について、新ハード向けの変更が素晴らしい

もともとニンテンドーDSで発売された3作品は、ニンテンドーDSの上下2画面と、タッチ操作を活かすよう開発されています。

移植にあたり、移植先のハードにはこれらの機能が無いのでどうなるのか不安でしたが、ゲームの世界観を損なわず、かつ移植先ハードでも快適に操作できるよう、上手い変更が入っていました。

まず上下2画面について、本作ではオプションで画面の配置を選べるようになっています。
DSのように上下に2画面を並べること。左右に2画面を並べること。更にはDS版ではステータス画面と地図画面は切り替えて表示するものでしたが、それを同時に表示する、合計3画面同時表示にも対応しています。
画面の配置のよって1画面当たりのサイズが変わるため一長一短がありますが、プレイヤー各々の好みに応じる設定は揃っていると思いました。

上下に2画面
左右に2画面。(筆者的にはこれが一番見易い)
3画面表示。ニンテンドーDS版では、ステータス画面(右上)と地図(右下)は片方しか表示できなかった。

つぎにタッチ操作について、まずNintendo Switch版では携帯モードのタッチ操作に対応しているので、概ねニンテンドーDS版と同じ感覚でタッチ操作をすることができます。
それに加えて移植に伴い、右スティックで画面上にカーソルを表示し、カーソルの位置に仮想的にタッチ操作を行うことができました。
流石に手でタッチすることに比べると操作がおぼつかなくなりますが、カーソル速度は3段階に用意されていて自分好みの速度に出来るので、仮想的なタッチ操作としては不満ないレベルだと思います。

なお、「悪魔城ドラキュラ  蒼月の十字架」で多くのプレイヤーを苦しめたと言われる魔封陣*1は、ボタン操作にも対応し、かなり快適に遊べるようになったと思います。
具体的には下のスクリーンショットのように魔封陣の”点”が各ボタンと対応し、タッチ操作を行わずともボタンだけで魔封陣を書けるようになりました。
*1…「悪魔城ドラキュラ  蒼月の十字架」固有のシステムで、ボスのHPを0にしたあとにタッチ操作で正しく画面をなぞらないと何度でもボスが復活する。後半になるほど複雑になり、人によってはアクション性以外のところで難易度が跳ね上がるシステムだった。

価格が破格のお得さ

本作に収録されているニンテンドーDSからの移植作3作は、どれもプレミアがついている作品です。
それぞれの市場価格を調べてみました(2024年9月28日時点。駿河屋を参考)。

  • 悪魔城ドラキュラ  蒼月の十字架 ⇒6,100円
  • 悪魔城ドラキュラ ギャラリー・オブ・ラビリンス ⇒11,300円
  • 悪魔城ドラキュラ 奪われた刻印 ⇒18.600円

本移植作が発売されて市場価格が少し下がった印象がありますが、それでもニンテンドーDSで揃えようとすると合計で36,000円かかるものが、本作はたった2,750円で遊べてしまいます。

なお、プレミアがついていても、それは作品の面白さとは無関係ですが、本作に収録されているニンテンドーDSの3作品については筆者は過去に全てプレー済みでどれも面白かったため、個人的には2,750円で遊べることはとてもお得だと思っています。

気になった点

気になった点はありません。
アクションゲームが好きな人であれば、コスパが凄く良いのでとてもオススメできる作品です。

総合的な感想とまとめ

今回は「Castlevania Dominus Collection」を紹介しました。

当記事に何度も書いていますが、ニンテンドーDSの悪魔城ドラキュラシリーズはどれも本当に面白い作品です。
今まではソフトにプレミアがついていること、また、古いハードを用意する必要があり、プレーするハードルが高かったのですが、本作のおかげで一気にハードルが下がりました。
2,750円という価格はコスパが良すぎだと思います。メトロイドヴァニアやアクションゲームが好きな人にはもちろん、「少し気になっている」くらいの人にも是非遊んでもらいたい作品です。

このゲーム紹介が誰かの役に立ちましたら嬉しく思います。

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