【ゲーム紹介】「ファイアーエムブレム無双 風花雪月」を1ルートクリアした時点でのゲーム紹介

Nintendo Switch

アイキャッチ画像の出典:https://store-jp.nintendo.com/list/software/70010000038434.html

前置き

Nintendo Switchソフト「ファイアーエムブレム無双 風花雪月」を1ルートクリアしました。
現時点での印象で本作を紹介します。

なおこのブログでは「ファイアーエムブレム風花雪月」(無双ではない方)との比較が多くなります。
もし、「ファイアーエムブレム風花雪月」は遊んでいないけど、このシリーズが気になっているということでしたら、本ブログ最後にある「総合的な感想とまとめ」を見ていただければと思います。

こんな人にオススメのゲームです
  • ファイアーエムブレム風花雪月が好きな人
  • ファイアーエムブレム風花雪月を遊んでいなくても興味を持っている人

製品情報

項目内容コメント
ゲーム名ファイアーエムブレム無双 風花雪月
ハードウェアNintendo Switch
ジャンルタクティカルアクション
プレイ人数1-2人
公式HPこちら

ゲーム説明

概要

2019年に発売されたNintendo Switchソフト「ファイアーエムブレム 風花雪月」のパラレルワールドを描き、シミュレーションRPGからアクションゲームへとジャンルを変えた作品です。

なお本記事では、「ファイアーエムブレム無双 風花雪月」を「本作」、「ファイアーエムブレム 風花雪月」(無双では無い方)を「本編」と記載します。

ストーリー

ゲームの始まりは、本編「ファイアーエムブレム 風花雪月」と同じ世界、同じ時代です。

本編では盗賊に襲われている級長達をベレト(ベレス)が助けるところからストーリーが始まりますが、本作はその少し前に、本作主人公であるシェズが級長達に出会い助けることで行動を共にするようになり、その一方でベレトと級長達が出会わないパラレルワールドへと分岐します。

システム

ゲームは次の流れで進みます。

エピソード導入
  ↓
進軍(サブクエストおよびメインクエストの攻略)
  ↓
次のエピソードへ

進軍について

進軍は、エピソード毎に複数存在する敵に制圧されている地域で戦闘を行い。勝利することでその地域を奪うことが目的です。地域を奪うとともに報酬等を獲得することができます。

青い土地がプレイヤーが制圧しているもの、赤い土地が敵が制圧中のもの。
出典:https://topics.nintendo.co.jp/article/6b5ff381-a17e-452f-9478-68c8af0dd55d

ここで発生する戦闘は、いわゆる無双系のアクションゲームであり本作のメインパートです。戦闘の詳細は後述します。

進軍する敵拠点にはサブクエストとメインクエストがあり、基本的にはサブクエストをいくつかクリアすることでメインクエストに挑戦できるようになり、メインクエストをクリアすると次のエピソードに進みます。

アクションゲームパートについて

進軍で発生するアクションゲームパートは、本作のタイトルにもある所謂「無双」と呼ばれる内容で、味方キャラクター数人で敵キャラクター数千人を倒すものであり、バッサバッサと敵を倒す爽快感を得られるものになっています。

出典:https://topics.nintendo.co.jp/article/eacbe55a-2f36-409e-8e14-d2ebdfa274af

アクションゲームパートでは、ファイアーエムブレムシリーズと同様に武器による相性や、敵から砦や拠点を奪うことで味方NPCを増やし戦闘を有利にするといった、戦略性もあります。

オススメポイント

世界やキャラクターの設定が凄く作りこまれている

これは本編と同様のオススメポイントになりますが、世界やキャラクターの設定が凄く作りこまれています。

例えば、ゲームの舞台となる大陸には1000年以上の歴史の設定がありますし、各キャラクターにはそのキャラクターの設定だけでなく、先祖から続く他の家系との関係性まで設定が作られています。

これらの設定はゲーム中に機械的に説明されるのではなく、様々なキャラクターの会話を聞いている中で徐々にプレイヤーの中で紐づいていくようになっており、徐々に設定が解き明かされていくことに気持ち良さを感じるほどです。

また、本作と本編はパラレルワールドであることから、本編で明かされなかった設定が本作で明かされるものも多く(逆に本編だけで明かされる設定もある)、両作品を遊ぶことで風花雪月の世界をより知ることができる内容になっています。

そのような理由から、本編の世界やキャラクター設定が好きだった人には本作は特にオススメです。

本編であまり登場しなかった多数のキャラクターの活躍も楽しめる

本編には、重要キャラクターであるにも関わらずストーリーの都合上活躍が見れなかったキャラクターが多数いましたが、本作ではそのようなキャラクターもストーリーにしっかりと関わるようになり、本編では見れなかった活躍を見ることができます。

一方で、本編で活躍したキャラクターが本作ではあまり活躍しないといったこともありますが、そもそもストーリーが大きく異なっているので気にならない程度でした。

本編を遊んだ人は本作も遊ぶことで登場キャラクターをより深く知ることができるので、この点においても本編の世界やキャラクター設定が好きだった人には本作をオススメできます。

ロード時間が短い

本作は他のゲームと比べてかなりロードが短く感じました。
唯一、ゲーム起動後の最初のロードは長いですが、それ以外はストレスを全く感じないレベルで快適にプレイすることができます。

気になった点

本編と大きくストーリーが異なるので割り切りが必要

本編ではベレトが級長達に出逢い、そして教師として多くの生徒と交流する中で、ベレトも生徒も成長していく姿が描かれていました。

しかし本作はベレトと級長達が出会わない世界のため、本編で描かれた級長達はじめ生徒たちとベレトとの物語は無かったことになっています。
その影響の一例を挙げると、本編でベレトと出会ったことで自分の夢を追うことを決めたキャラクターが、本作では夢を追わず別の道を進む決心をしているといった、大きな変化もあります。

本作もストーリーは面白いのですが本編のストーリーが無かったことになっているので、どうしても本編のイメージを壊されたくないという人は本作の購入は慎重に考えた方がよいと思います。

本編ほどの自由度は無い

本作も本編も、序盤で3つの学級のうち1つを選び、その後はその学級中心のストーリーになることは同じです。

学級を選んだあとの仲間にできるキャラクターに関して、本編では選択しなかった学級のキャラクターも殆どを仲間にすることができ、プレイヤー好みのパーティを作ることができました。
しかし本作では選択した学級により仲間にできるキャラクターは固定(他学級のキャラクターも仲間に出来るものの、決まったキャラクターのみ)なので、本編に比べるとパーティ編成の自由度がかなり落ちています。

本編で自分好みのパーティを作ることが好きだった人は、本作ではかなり制限が入ってしまっていることをご注意ください。

総合的な感想とまとめ

今回は「ファイアーエムブレム無双 風花雪月」を紹介しました。

本文中では本作と本編との比較ばかりになってしまいましたが、今から風花雪月シリーズを始める人にどちらをオススメかというと、どちらもオススメなので下記を参考にしていただければと思います。

  • ファイアーエムブレム風花雪月をオススメする人
    • シミュレーションRPGに抵抗が無い人。
    • ストーリーの濃厚さを求めている人。
    • 登場キャラクターとの交流を楽しみたい人
  • ファイアーエムブレム無双 風花雪月をオススメする人
    • シミュレーションRPGよりもアクションゲームが好きな人。
    • まずは簡単に風花雪月の世界を楽しみたい人。

なおブログ本文に記載していますが、両作品を遊ぶことで更に面白くなるシリーズのため、片方を遊んで面白ければもう片方も遊ぶとよいかと思います。

本編についても当ブログで紹介していますので、よろしければご覧ください。

本作「ファイアーエムブレム無双 風花雪月」については、今回紹介ブログを書いたものの筆者はまだ1ルートしかクリアしていないので、他のゲームが落ち着いたら残りのルートも遊ぼうと考えています。

このゲーム紹介が誰かの役に立ちましたら嬉しく思います。

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