前置き
ニンテンドー3DSソフト「謎惑館 ~音の間に間に~」を紹介します。
- 個性的なゲームを遊びたい人(本作は他に似たゲームが無い個性的な内容)。
- 制作者が好き放題作ったようなゲームが好きな人。
- カプコンファンの人。
なお本作には多くのホラー要素がありますので、苦手な人は注意してご購入を検討してください。当記事ではホラー要素に該当する画像は使用していません。
製品情報
項目 | 内容 | コメント |
ゲーム名 | 謎惑館 ~音の間に間に~ | 謎惑館は「なぞわくやかた」と読む |
ハードウェア | ニンテンドー3DS | |
ジャンル | 立体音響アドベンチャー | |
プレイ人数 | 1人 | |
公式HP | こちら |
ゲーム説明
本作は一本道のストーリーを進めていくアドベンチャーゲームです。
ゲームの雰囲気は下記の動画がよく伝えられていると思います。
ストーリーは、第一話、第二話、第三話…、というように分かれていて、一つの話の中には数多くの場面があります。各場面の問題を解決することで次の場面に移動します。
全ての話を見終わるとゲームクリアです。
大まかなあらすじとしては、ゲームの冒頭で主人公は謎の館「謎惑館」を訪れ、そこの案内人によって様々な体験をすることになります。
例えば第一話では、突然知らない人の家に現れて、そこの家主に天井裏のネズミ駆除を頼まれます。
そして駆除に向かうのですが、天井裏に行ったはずが薄気味悪い部屋が現れ、そこで心霊写真の撮影の協力を頼まれたり、正体不明の怪物に襲われたりします。
1つ1つの場面の問題を解決すると次の場面に進むのですが、場面の切り替わると主人公は全然違う場所にいたりして、「なぜこんなところにいるのか?」といった説明は何もないのでストーリーは支離滅裂です。
そのため普通のゲームだと思ってプレイすると混乱してしまうので、『「謎惑館」だから理解できないことばかり起きる』と割り切ることが必要です。
しかし一話ずつにオチは用意されていて、オチが分かるとその話の意味がある程度は理解できる内容ではあります(完全に理解できるわけではない)。
ゲームの特徴としては次のものがあります。
- 立体音響による他のゲームでは味わえない体験
- ニンテンドー3DSの様々な機能を使った操作
立体音響による他のゲームでは味わえない体験について、本作では「オトフォニクス」という技術を使っています。
これはヘッドフォンやイヤフォンによる左右の耳から聞こえること音をうまく調整することで、左右だけでなく様々な方向から音が聞こえているように錯覚させるもののようです。そのため本作はヘッドフォンやイヤフォンを付けてのプレイが強く推奨されています。
ニンテンドー3DSの様々な機能を使った操作について、本作では十字キーやボタンを使った操作は殆どなく、その代わりに、音声入力、ジャイロセンサー、タッチパネルを使う場面が殆どです。
特に音声入力は数多くの場面で登場します。「はい」「いいえ」のようなシンプルなものだけでなく、局面に応じて、衣服の名前だったり、動物の鳴き声などを言う必要があります。
局面ごとに200の単語に対応している(情報源はこちら)ようでして、意外な言葉にも反応してくれたりもします。
オススメポイント
立体音響による他のゲームでは味わえない体験
前述のゲーム紹介にも記載しましたが、本作は「オトフォニクス」という技術が使われており、本作一番のウリとなっています。
そしてこのオトフォニクスを体験した感想ですが、想像以上に様々な方向から音が鳴っているように聞こえることを体験できました。
例えばあるキャラクターが主人公の周りを動きながら喋っている場面では、正面、横、背後と声のする位置が変わることを体感できますし、遠くで人が歩いている場面では足音が遠くでしていることを感じられます。
ゲーム中には音の場所や内容の聞き分けが必要な場面が多数あり、これによりオトフォニクスによる立体音響がゲームの楽しみ方に繋げられているので、他のゲームにはないゲーム体験を味わうことができます。
奇ゲーを好きな人が好みそうな内容
本作のストーリーは場面場面で大きく変わり、青春、バトル、ノスタルジック、ホラー、ギャグなど様々です。しかしストーリー展開には一貫性が無く、次々と突然に内容が変わります。
例えばホラーの場面から何の説明もなく日常風景の場面になったり、ホラーだと思ったら実はギャグの場面のものもあります。プレイヤーの予想を裏切ってくる展開のため精神的に疲れを感じるくらいです。
そのような本作は遊んでいると「これは奇ゲー(奇妙なゲーム)だな」と感じました。
奇ゲーといっても幅広い内容があると思いますが、奇ゲー好きの人には本作を試しに遊んでいただきたいなと思います。
気になった点
頻繁に音声入力が必要のため、人前で遊びづらい
本作には音声入力でゲームを進める場面が頻繁にあります(体感ではゲーム全体の50%くらい)。
音声入力に使う言葉は「はい」「いいえ」といったシンプルなものだけでなく、動物の鳴き声の真似や、キャラクターの名前を呼ぶものなど様々あり、人がいるところで遊ぶのは恥ずかしく感じる人が殆どだと思います。
そのため本作を遊ぶ場合には、周りを気にせず声を出せる環境を作れるかどうか、予めご検討いただいた方が良いと思います。
支離滅裂なストーリーのため好みが分かれる
ここまでに何度も記載しておりますが、本作のストーリーは支離滅裂なものです。これは意図してそのように作られていると思いますし、本作の味となっています。
しかしストーリーに期待してゲームを買う人にはオススメしづらい内容だと思いますので、購入を検討される際にはご注意いただければと思います。
まとめ
今回はニンテンドー3DSソフト「謎惑館 ~音の間に間に~」を紹介しました。
筆者は個性的なゲームも好きなため本作を遊ぶことにしたのですが、その期待で言うととても個性的でしたし、終始「謎惑館」の世界観を貫き通していたため本作にはとても満足しました。
本作がどのような人にオススメできるかというと、具体的な表現が難しいのですが、奇ゲーやバカゲーが好きであれば、抵抗なく遊べるのではと思います。
このゲーム紹介が誰かの役に立ちましたら嬉しく思います。
コメント
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